先週末、夕食途中に口の中で砂を噛んだような違和感を突如感じました。その砂のようなモノの正体は歯の詰め物でした。この詰め物、目立たないように歯と同じ色のものにしてもらっており、銀歯ではない為か、5年に一度くらいの頻度で取れては詰めてを繰返している歯でした。
マレーシア渡航前に定期的に歯医者さんで診てもらっていましたが、「さすがに詰め物が取れることまでは分からないから、悔しがっても仕方がない」と自分に言い聞かせながら、早速歯医者さんを探して行くことにしました。
歯医者さんに行くと行っても、そもそも会社からまだ「保険が効くようになりましたよ」と言う通知が来ておらず、問い合わせてみると「手続きには3ヶ月ほどかかる」と言われました。「先に自費で治療して後から請求してください」とのこと。入社後3ヶ月なのか、それとも今から3ヶ月なのか・・・、それは追々分かるとして😂、まずは治療と言うことで、気を取り直して予約を取るべくクリニックを探し始めました。
すると近所に日本語OKを全面にアピールしている日系のクリニックがある、けれども会社の保険が適用できるクリニックのリストには載っていない・・・、これは取り敢えずリストにある普通のマレーシア人歯科医のクリニックに行くしかないと思い、予約をとり早速半休を取って行って来ました。
そのクリニックはというと、ショッピングモールの地下1階の一角にあり、清潔そうな外観でした。
中に入ってみるとそんなに広くはありませんでしたが、日本のクリニックでも良くある感じの白を基調とした清潔感のある待合室になっており、安心しました。
受付で予約している旨を伝えると、カウンター前のソファで待つように言われました。
数分後治療室に案内され、日本の歯科クリニックでよくみる診察台があり、そこに座るように促されました。英語でのやり取りにちゃんと伝えられるか、また聞き取れるだろうかとドキドキしながら、治療が始まりました。
結果、意思疎通も上手くでき、無事に新しい詰め物を入れてもらい、隣の歯に虫歯が見つかったのでそのままその歯の治療もしてもらいました。麻酔なしで削ったのでそんなに酷い虫歯じゃなかったのかなと思いました。
治療の感想は、全て麻酔無しでしたが痛みはほとんど無く、丁寧に削って下さっている感はあったのですが、2本の歯の治療中一度もうがいさせて貰えず、口を開けっぱなしで、若干助手の方の動作が荒く、唾液を吸うハンドル?が唇と歯を同時に押し付け、唇の皮膚が切れそうになったので、さすがに手を上げ体勢を変更し難を逃れると言うことがありました。口の中が乾燥し、40分ほどの治療時間でしたが結構苦しかったです。
お会計は、詰めるだけだった歯がRM125、虫歯があった歯がRM135で合計RM260。今日のレート(1RM=JPY30.66)で7,972円でした。一度立て替えると言うことで、もっと払うつもりで行ったので少し拍子抜けしました。
ただその治療した歯の詰め物を舌で触った感じが、2本とも日本で治療したものと比べるとかなりザラザラしており、「えっ?!、なんで?」と言う感じなのです。
今まで日本で入れてもらった詰め物はプラスティックのようにツルツルしたものだったのですが、今回はセメントのようなザラザラした質感なのです。
「待って。私、何か説明とか希望とか、ちゃんと伝え切れてなかったかな??」
と思うと同時に
「ただ仕上げの研磨が甘かっただけなんじゃないか、虫歯も見つけてもらえて、その場で治療して貰えたのだから良かったじゃないか。気になるなら別の日本語通じるクリニックに行くか、いつになるか分からないけど帰国した時にいつものクリニックで診て貰えばいいじゃないか」
などと色々自分に言い聞かせて気持ちを落ち着け用途必死の私なのでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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