こんにちは、Stellaです。皆さんお元気ですか?今日は、「スラヤン温泉」についてのお知らせです。
赤道直下、常夏のマレーシアに住んでいても、日本人なら、いつかは温かい湯船に浸かることを熱望するはずです。そもそも自宅にバスタブが無い場合はなおさらです。
マレーシアのコンドミニアムでは、なかなかバスタブ🛀付き物件を探すことは難しく、あったとしてもお湯を張る前に小一時間、給湯器の電源を入れて待たなければ、十分に温く、また十分な量のお湯を準備することができません。(マレーシアでは、電気でシャワーやお風呂のお湯を沸かすことがほとんどだと思います。)
日本のように電源を入れてすぐにお湯を張れることは、なんとありがたいことでしょうか。また、マレーシアのお水事情はこちらの記事でも書いているように、フィルターに通す前は、ジャスミンティー色をしています。硬水であり、さらに鉄さびなどで茶色くなった湯船に入るのは、一種の「諦め」が必要で、心からお家のお風呂を楽しむにはそれなりの「準備」が必要なのです。
そんな中マレーシア在住の日本人が探すのがSpa施設や天然温泉です。
日本人が多く住むモントキアラやKLCC、少し遠くなりますがゲンティンハイランドにも日本の温泉施設を模したお風呂に入れるところがあります。ゲンティンハイランドの「The Yanné, Onsen Hotel」に行ったこともありますが、何か分かりませんが、スッキリしないというか、満足感は少なかったです。おそらく天然の温泉では無いこと、装飾ばかりに目が行ってしまったからかもしれません。。清潔だったし、可愛くはあるのですが、なぜでしょう??



そんな中、マレーシアでもいくつか天然温泉が利用できることを知ったのですが、なんせ我が家はペーパー・ドライバー夫婦のため、公共交通機関でアクセスできないところは行けないと諦めていました。が、1箇所だけGrab Taxiで行けそうなところを発見しました。それが、「スラヤン温泉(Kolam Air Panas Selayang)」です。
Google Mapで見てみると、バトゥ洞窟近く、クアラルンプールの平野部のギリギリ端っこにあり、もうちょっとで山になるところにありました。私たちはKL市内に住んでいるため、このスラヤン温泉に向かう時はGrabタクシーでいけるだろうと思ったのですが、帰りにこんな平野の端っこでタクシーが捕まるのだろうかと不安を抱いていました。
しかし、今回の夏季休暇を機に、せっかくなので行ってみようということでスラヤン温泉に行ってきました。訪問前に、他に日本人で行かれた方のブログやYoutubeを見ていたので、きちんと準備していけたように思います。


温泉を楽しむために準備するもの:サンダル、水着、手桶、バケツ🪣、タオル等
利用方法:
1. まず敷地に入ってすぐの駐車場でおじさんに入湯料RM2を支払う
2. トイレ併設の更衣室で水着に着替え、サンダルに履き替える
3. 手桶やバケツを持って、さぁ温泉へ🎶
一人で行く場合は、貴重品の管理に気を付ける必要があります。特に鍵付きのロッカーなどはなく、着替えも清潔な更衣室はありません。できるだけ、友達や家族と一緒に行って、荷物の番を交代ですることをお勧めします。
温泉の温度は、セラヤンの町によると48~53度あるそうです。プールは底から温泉がどんどん湧き出ているようで、たまにポコポコと気泡が上がってき、温泉独特の硫黄の匂いもしました。
メインのプールは3つありそれぞれ湯温が異なります。温泉エリアに階段を降りて入って、すぐ右手のプールが一番温度が低いプールとなっていました。メインのプールは3つありそれぞれ湯の温度が異なります。温度的に温泉に浸かれるのはこの右手のプール一つだけのようであり、水深も深いためか入るための梯子もプールに3つほど入っていました。私も全身浸かるべく何度かトライしましたが、膝まで入れるのがやっとで入れずにいました。地元の方が「深呼吸して、行けると信じて一気に入って」とアドバイスくださり、言われた通りにやってみると全身で温泉に浸かることが出来ました。でも、浸かれたのも束の間、ものの5秒ですぐにギブアップして上がってしまいました・・。それほど高温だということです。
そのため、このセラヤン温泉の楽しみ方としては、バケツに汲み置きしたお湯を手桶などで浴びるか、湯船から直接浴びるというのが初心者の楽しみ方になります。毎日来ていると仰ったムスリム女性は水泳用ヒジャブをかぶって温泉を楽しまれており、湯船にがっつり入っておられました。
また別の地元の方から教えていただいたのですが、このセラヤン温泉は「2025/9/1からリノベーションのため1年間休業する」そうです。やっと現地に行って、「いい温泉だなぁ」と手桶でお湯をなん度も浴びながら思えた温泉だったのに、また1年ほど待たなきゃならないのはとても残念です。が、また同時にリノベ後の姿も楽しみではあります。「どうかあまり値上がりしませんように」と祈りつつ、今日はこの辺で終わりにしようと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!
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