こんにちは、Stellaです。
マレーシア(主にクアラルンプール)に移住して半年が経ちました。
この半年の移住生活で感じた、「持って来て良かったもの」、「持って来れば良かったもの」とその理由について、シリーズでお伝えしています。
今回は、その1に続いて、その2では「持って来れば良かったもの」達についてシェアします。
その1でもお伝えしましたが、KLCCの伊勢丹では主に日本の食品やデパコスが、ドンドンドンキー(日本のドン・キホーテの現地名)でも日本食やプチプラ化粧品等も大体手に入ります。またローカライズされたイオンや、現地のスーパーであるJyaya Grocer や Village Grocer でも日本食は売っています。
それでも、入手しにくいものが「持って来た方が良かったものたち」に入っていました。
ランキングをつけてみて、10 個中 6 個は「食」に関することだったので、どうも私は「食」に関心が強いと言うことが分かりました。異国の地での食事は健康管理に欠かせない要素ですよね。ローカルフードもいただきますが、食べ慣れた美味しい食事を用意できるように努力することで家族の健康も守れているのだと思いました。
持って来れば良かったものたち
それでは、第10位から詳細を説明していきます。
第 10 位 お弁当袋、お弁当用ナフキン
息子のインター校には、食堂があるため当初は「お弁当作らなくていいんだ♪」と喜んでいました。
しかし、学校に通い始めて2週間くらいしてから、息子の学年が食堂に行く時間になると食堂にはもうほとんど食べるものが残っていないという事実が判明しました。(全学年が一斉に食堂に行くと溢れかえるので、学年ごとに時間をずらしているようです。)
そのため、毎日、フライドチキンか、たまごサンドしか食べていないことが発覚。
そして仕方なく、お弁当作りを開始することになったのです・・・
また、息子は日本から持ってきたランドセルで通学していて、教科書やノートなどそれだけでもかなりの重さがあるため、あまり大きな荷物を増やしたくない私は、日本のお弁当箱を持たせています。
日本のお弁当箱なら、ランドセルにも入るので荷物が増えなくて両手が空いた状態で、学校に通うことができます。そうでない場合、SmiggleのランチボックスやYumboxなど、かなり大きなお弁当箱を持っていくことになると思います。
日本のお弁当箱はこちらのAEONでも購入できたのですが、お弁当袋やナフキンが見つかりませんでした。ランチ用のケース付きカトラリーは持って来ていたのですが、お弁当袋やナフキンは持って来ていなかったため、私の大きめハンカチを代わりに使っています。
学校によって教科書がデジタル化されている場合もあると思います。そういった場合は荷物が重くないので、多少子供の荷物が大きく重たくなっても問題ないかもしれませんが、まだ紙の教科書やノートを使っている学校の場合、子供の荷物はカート付きのリュックを勧められるほどかなりの重さがあります。
その為、荷物が多い学校の場合は、お弁当袋やナフキンも持って来た方が良さそうです。
もちろん、お子さんが大きなお弁当を持っていきたい、持っていかせたいと思われる場合は現地調達で十分間に合います。個人の事情に合わせて選択してくださいね。
第 9 位 甜麺醤、豆板醤
これらの材料は同時に使うとすると、主に麻婆豆腐もしくは麻婆ナスを作る時に使うことで知られていると思います。
クアラルンプールで、麻婆豆腐や麻婆ナスを売っているレストランを見かけることは、あるにはありますが、結構少ないです。また売っていたとしても、日本のもののように旨味たっぷり、辛さもちょうどいいことはありません。「旨味少なく、辛さ強め」といった感想を持つものが売られていました。
そこで日本人好みの麻婆を自分で作ろうと思い付き、材料を探しにスーパーへいったところ、豆腐やナス、白ネギは売っているのですが、反対に調味料コーナーで端から端まで見渡してもこの2点、甜麺醤と豆板醤は見つかりませんでした。因みに、通な方は、花椒粉(ホワジャオフェンと読みむ。山椒の実の粉)も使われると思いますが、これもありませんでした。
こんなに中華系のマレーシア人がいるのになぜ??と思いました。考えてみると、日本で人気のこの料理は四川料理、一方中華系マレーシア人の多くは中国南方の福建、広東、海南地方にルーツがある方が多いからかもしれません。
ですが、全くないこともないようで、探せばあるようです。在庫が切れているということもあるので、いつもある訳ではないと思いますが、目撃情報によると、クアラルンプールにあるチェーン店の「 MIX 」というお店だと売っている時があるようです。
ですが、結局一番簡単なのは、アジア版AmazonならぬLazadaやShopeeなどで探して購入することです。配達時間がかかりますが、確実に商品を探し出し注文することができます。
私と同じように思う時が来た方に、役立つ情報であれば嬉しいです。
第 8 位 ハッシュドビーフのルー、デミグラスソース
マレーシアで暮らし始めると、しばらくはローカルのマレー料理やインド料理、中華料理、ファストフード系を楽しみます。そして、家では和食やオムライス、ハンバーグ、カレー、スパゲッティ、マカロニなどのパスタも作ります。
が、しばらくするとそう言えば、デミグラスソースのかかったハンバーグやハッシュドビーフを食べていないなぁと気付くのです。そうです、デミグラスソースが売っていないのです。
カレーのルーは売っているのに、ハヤシライスやハッシュドビーフのルーはほとんど売っていないのです。そしてデミグラスソースの缶詰なども売っていません。
ついでに言うと、ホワイトソース(ベシャメルソース)の缶詰も売っていません。しかし、これはそこまで自分で作るのも難しくはなく、小麦粉とバターと牛乳さえあればすぐ作れるので問題ありません。また、よく日本でも売っているキャンベルのクリームスープや、パスタ用のクリームソースは売っているので代替えになると思います。
しかーし!!、デミグラスソースは売っていないのです。ケチャップと中濃ソースを混ぜることで代用品は作れるものの、味わい深いデミグラスはやはりないのです・・・
すぐに必要なものではありませんが、生活が落ち着いてきた時にあると美味しいデミグラスソースのかかったハンバーグやハヤシライスが食べられると思うので、別送品でも送っておくといいかも知れません。
2023年9月16日追記
デミグラスソース&ハッシュドビーフのルーについて
モントキアラの1Mont KiaraにあるShojikiyaというお店で、ハインツの缶詰のデミグラスソースが売られているのを見かけました。
伊勢丹の食料品売り場では、ハッシュドビーフのルーが売られていました。
探せばあるものですね〜。
第 7 位 ランドセル
息子は日本の小学校には3ヶ月だけ通って、マレーシアに移住しました。そのためランドセルは3ヶ月しか使っていませんでした。
マレーシアではインターナショナルスクールに通っていますが、日本にいる時はマレーシアでランドセルを使うだろうか?と思い、実家に置いてきました。そして、Kankenのリュックでしばらく通学させていたのですが、布製のリュックの中では教科書類は傷つきやすく、特に教科書の角が痛み始めてきました。
また、教科書が重たく背負うのが大変そうだったため、日本からランドセルを送ってもらい使い始めました。やはり日本のランドセルはよく考えて作られており、背負いやすく、丈夫なため教科書類の傷は減ったと思います。
お子さんが通われる学校によっては、教科書は全てタブレットに入っている学校もあるので、そう言う学校のお子さんの荷物はそこまで多くないと思いますので、Smiggleで売っているようなリュックで登校されても問題ないと思います。
また、学校によっては教科書が重いからと言うことで車輪付きリュックを薦める学校もありました。しかし、スクールバスでの通学や、学校の階段を考えると車輪付きは「かえって使いにくいのでは?」と思い、ランドセルを選びました。(学校によっては、指定のリュックがあるようです。その場合はそちらを使ってくださいね。)
第 6 位 コンソメスープの素
意外や意外、世界中大体どこでも売っているのでは?と思っていたコンソメスープの素ですが、こちらでは見かけたことがありませんでした。
代替えになるようなチキンスープや野菜スープの素はありましたが、日本で売っているようなコンソメスープの素は見つかりません。
しばらくは、上記代替え品で料理をしていたのですが、やはり慣れ親しんだコンソメがあると安心感があり、味も決まりやすくなるため、後から日本から送ってもらいました。
第 5 位 マキシマム(クレイジーソルト的なもの)
似たようなものは売っていますが、似て非なるものでした。
やはり日本人の舌に合うように作られたマキシマムは、何でも美味しくしてくれるので助かります。
これ一つあれば、肉類や野菜は振りかけて焼くだけで美味しいグリルが出来上がるので重宝します♪
第 4 位 ハンドクリーム、ヘアクリーム
こちらの薬局ではハンドクリームはあまり扱っていないようです。あるとしたらボディクリームになると店員さんに言われて、渋々ボディクリームをハンドクリーム代わりにしばらく使ってみました。
(日本でも人気のロクシタンでは、もちろんハンドクリームは販売されていました。)
ハンドクリームの中でも、私の一押しはユースキンのハンドクリームです。マレーシアでは霜焼けはありませんが、日本で霜焼けを治してくれる効果に驚いたのをきっかけに、小学生の頃から愛用しています。皮膚の血行を良くし、栄養が与えられるためか肌が綺麗になり、ちょっとした傷も早く治る気がします。
ヘアクリームも同じで、ワックスとともにあまり売っていません。男性用は色んな種類のものが売られているのに対し、女性用はルシードの1種類しか売っていないことが多いです。
どうもこちらの女性は、ヘアオイルをスタイリングの際に使うようです。もしお気に入りのものがあれば持ってきておいた方がいいかも知れませんね。
第 3 位 食品用ラップ
サンフランシスコに半年ほど滞在したことがありますが、その時も同じことを感じていました。どうも海外のラップはお皿に引っ付きにくく、しかも箱に付いてる刃で切れないのです。ラップやその箱、刃に至るまで計算されて作られている日本製のラップの優秀さに改めて気付かされました。
使う度に、ラップが切れないのでハサミを取り出し必要な量切り出すと言う面倒さ、ラップが巻き戻ってどこから引き出していいか分からなくなるというストレスを感じていましたが、ラップが日本から届いてから後は、これらのストレスがなくなりました。
ぜひお持ちになることを、また定期的な補給をお勧めします!!本当にストレスがなくなります(笑)
第 2 位 シャワーホース
こちらのシャワーホースはよく水漏れをおこします。半年の間に2度も交換しました。
こちらで売っているシャワーホースは強度が弱いようですので、我が家は日本から取り寄せました。
念の為、取り付け用アダプターが数種類付属しているものを選び、問題なく使えています。
第 1 位 イオナックの軟水シャワーヘッド
さて、いよいよ1位までやってきました。こちらのブログでも書いているのですが、このイオナックのシャワーヘッドもストレス軽減アイテムとなります。
マレーシアのお水は硬水です。そのため、シャンプー後にお湯で髪を洗い流すと髪がギシギシになります。これはもうすごいストレスです。いくらコンディショナーやトリートメントをしてもギシギシ感は残ります。また、ドライヤーで乾かした後も、髪がゴワゴワしている感じがします。
これはお水の中のカルシウムやマグネシウムが石鹸成分と結合した金属石鹸(石けんカス)が髪に付着してしまうからだそうです。
この問題はお水が硬水から軟水に変われば即解決します。そのため、イオナックのシャワーヘッドの存在を知った時、すぐに注文しました。サービスも丁寧で、すぐに届き驚きましたが、使ってみてさらに分かってはいるものの、髪がギシギシしないことに感動しました。
これから移住される方は是非スーツケースに一つは入れて渡航ください。また、もし既に来馬済みの方は騙されたと思って試してみてください。それくらい、お勧めです!
いかがでしたか?結構料理をする方なので、調理系のものが多かったかなと思いますが、これが私なりの持って来ればよかった物たちのランキングになります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!これからマレーシアに(教育)移住される方の参考になれば幸いです。
コメント