ドタバタで日本のマンションで荷物を纏め、一部の家具は実家へ、残る不要品は全て業者に引き取ってもらい出発しました。深夜便での渡航だった為、最後の最後夕方家を出る直前まで荷造りに追われていました。
ふだん海外旅行の際は、出発の2日ほど前にスーツケースを空港に送っておき、ほぼ手ぶらで空港へ向かうのですが、今回は移住の為いつもよりスーツケースの数が多い（スーツケース５個、手回品６個）、直前まで荷造りが出来ていないということで、空港送迎タクシーの大きめ車種で空港へ向かうことになりました。トータルで金額的にもスーツケースを先に送るのと変わらないことからタクシーを選んで良かったと思いました。（実はそれでも荷物は入りきらず、見送りに行くと言ってくれた近くに住む旦那さんの友人の車にも一部荷物を詰め込み出発したのでした・・・汗）
空港には見送りの家族や友人が来てくれていましたが、そんな中、会社の人事関係者から「雇用契約書の電子サインをすぐに送れ」と連絡があり、チェックイン前に空港のベンチでパソコンを開いて電子サインするという出来事もありました。（今頃言います？？遅すぎません？？という感じでしたが、今サインしなければ就労開始日が遅れると脅されたのです…）
かくして無事に出国し、クアラルンプールに向かったわけですが、シンガポールでの乗り換え後、クアラルンプール到着後のイミグレで、もう一つ事件がありました。それは、必要書類が思っていたより一つ多かったということです。今回就労パスとそれに付随する扶養パスでの入国だったのですが、家族それぞれのMDEC発行のApproval Latter（承認書）も印刷したものを出せと言われたのです。このApprovalをもとに SIngle Entry Visa を e-Visa で取得したので、入国時には不要と思っていたのですが、必要だったようです。
イミグレで、一つ上の階で印刷するように言われたので、言われた通り行ってみると Information Counter があったので、どこで印刷できるか聞いたところ、保険会社のカウンターのようなところで印刷できるようで、RM1/1枚で印刷してもらい、改めてイミグレに戻り無事マレーシアへ入国できることになったのでした。(子連れだったためか、並んでいる人数の少ない、マレーシア人用レーンに並ばせていただけたので、合計所要時間は変わらなかったと思います。)
私と同じようにApproval Letterを印刷して持って来ていない方が大勢いて、私と同様に印刷されていました。出国前にツイッターで同じ目にあった方の投稿も読んでいたのですが、どの書類かは分からず、行って初めて分かったのでした。ツイッターでは、印刷しなくても、スマホやPC画面を見せるだけで入国できた人もいたようですが、私の時はNGでした。この記事が誰かのお役に立てば幸いです。
そして気づけば無事に入国できたのは、到着から約3時間後でした。滞在先までの移動手段も滞在先が手配する送迎サービスを申し込んでいたため、スムーズに移動できました。これがAgodaなどのサイトから申し込むタイプの送迎タクシーの場合、大体1時間くらいしか待ってくれないので、これまた、少しお値段が張りましたが滞在先手配のタクシーにしておいて良かったと思ったのでした。
もし、何度かマレーシアでの滞在経験があったり、Grabというタクシー配車サービスを使いこなせる方であれば、到着してから十分荷物が乗るスペースのある６シーターの車２台ほどをGrabで手配し、家族が分かれて乗車、最初の滞在先まで向かうという方法もあります。［乗車場所は、Arrival Levelではなく、Level１になりますので、お気を付けくださいね。（※KLIA Main Terminal Buildingから乗車の場合、 本記事執筆時点）］
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